映画感想 劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」
目次
きっかけ
先日家族に勧められてメイドインアビス総集編の前編と後編を視聴しました。こちらの作品、アビスという未知の領域に関する設定が凝っており、また、展開のスピードと幅が大きいのでかなり引き込まれ、約3時間の内容でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。
今回その総集編の続編である『劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」』を視聴したいと考えていたところ、アマゾンのプライムビデオに入っていたため視聴してみました。
あらすじ
隅々まで探索された世界。そんな世界で唯一未知の領域であり、いくつもの階層に分かれた大穴アビスが物語の舞台となる。人々は貴重な遺物を求め、また未知の世界への好奇心から、アビスに死と隣り合わせの冒険へ旅立つ。
主人公のリコたちは探窟家としてアビスを冒険している。アニメ版では深界四層までが舞台であり、続編となる映画版では深界五層が舞台となった。
ストーリー
ついに深界五層にたどり着いたリコたち。しかしに深界六層進むためには、仲間の一人ナナチの因縁の相手である『黎明卿 新しきボンドルド』の研究所を通らなくてはならない。
苦悩の末、ナナチはボンドルドに交渉をするのだが、ボンドルドの魔の手はすでに仲間たちに迫っており…
感想
アニメ版に引き続き、引き込まれる内容でした。メイドインアビスの面白さは①世界観②残酷な世界とそれでもロマンを求める主人公たちにあると私は思っています。
①世界観について、本当に細部まで設定が考えられていて面白い。特にアビスという未知の領域について呪いや祝福といったあいまい言葉で隠されていた伏線が、物語が進むにつれて明かされていく過程に心が揺り動かされます。また、物語の舞台が次々と変わり、舞台ごとに動植物や地盤といったものが違うのですがその設定を利用して主人公たちがトラブルを解決する熱い場面が多くありました。
②残酷な世界について、未知な世界ということもあり、モブキャラが死ぬことは当たり前、主人公たちもかなり痛々しいことになることが多くあります。急にけがをしてしまった原因や怪物の倒し方が最初はわからないのですが、物語が進むにつれてなぞが明かされ、それをもとに主人公たちが苦難に立ち向かい成長していく姿は感動できます。
グロテスクなシーンもありますが非常に引き込まれるそんな作品ですので、ぜひ視聴してみてください。
公式サイトのイントロダクション
公式サイトよりイントロダクションの引用
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。そこで、プルシュカと名乗る女の子に出会い…
http://miabyss.com/movie/#1
今ならアマゾンプライムに契約していれば無料で視聴できます。アマゾンプライムであれば年間4900円で約4000本の映画を見ることができます。この機会に契約してみてはいかがでしょうか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません